2.4 for式
この式はC言語などで用いる場面と同じく、配列の操作などに長けている。以下にその構文を示す。
# doは省略可能
for [変数] in [オブジェクト] do
[被制御部]
end
実際にfor文を用いて繰り返し処理を実行してみよう。 例えば、1から10までの和を求めるfor式は以下のようになる。
# 1から10までの和をfor式で求める
sum = 0
for i in 1..10 do # ここでもRange型が役に立つ。
sum = i + 1
end
また、for式が返却する値はループに使用したオブジェクトで、上の例では1..10である。
おまけに、timesという面白いメソッドを紹介しよう。これはカウンタ変数を使用せず、指定された回数だけ処理を繰り返したときに使う。
10.times {
puts 'まわる〜まわる〜 10かい まわる〜'
}
forとtimesメソッド両方を使い、以下の問題を解いてみよう。 http://judge.u-aizu.ac.jp/onlinejudge/description.jsp?id=ITP1_3_A